欧米でブームが起きているという ヒュッゲ というライフスタイル。日本でも、そしてここ旭川でも小さな火が灯り始めています。
本記事ではそんなヒュッゲについて考えていこうと思います。
ヒュッゲ は快適な幸福感というデンマーク文化
ヒュッゲ をウィキペディアで調べてみると・・・
もしかして: ヒューズ
このウィキでページ「ヒュッゲ」を新規作成しましょう。検索で見つかった他のページも参照してください。ウィキペディアより
あれれ、2017年末では日本語ウィキペディアでは検索結果に出てきませんね。じゃあhyggeで検索してみましょう。
Hygge (/ˈhjuːɡə/ HEW-gə or /ˈhuːɡə/ HOO-gə) is the Scandinavian word for a mood of coziness and comfortable conviviality with feelings of wellness and contentment. Over recent years, hygge became a defining characteristic of Danish culture.
From Wikipedia, the free encyclopedia
こちらによると居心地の良さ、快適な幸福感というデンマーク文化の特徴となっています。
新しく日本に入ってきた言葉・概念であり、日本語に適した言葉が無いことからまだウィキペディアに無いのでしょう。でも次第に日本でも知られるようになってきました。私も最近知ったばかりの言葉です。
NEWSWEEK日本版:欧米でブームの「ヒュッゲ」で日本人も幸せになれる?
大量生産・大量消費をしてきた先進国の人々が将来への不安を抱くようになり、また本質的な幸せを求めるようになってきた人々によって支持されている生き方・考え方・行動だそうです。
またミニマリズムの先にあるシンプルな生き方とも考えられており、ミニマリズムに暖かさ・心地よさをプラスしたものと捉える方もいます。
私もシンプル好き・ミニマリズム的な考えは好きなのでヒュッゲに非常に興味があります。
温かいキャンドルの灯りに包まれた旭川の嵐山ビジターセンター
Amazonの関連本
ヒュッゲの関連本を紹介します。旭川では一部のカフェに置いてあります。冬にストーブで温まりながらゆっくり読みたい本ですね。
デンマークと同じく旭川も冬の気候は厳しい!
デンマークの気候を調べてみました。
北欧の国だけあって冬(11~3月)は長く寒い時期が続きます。ただし、他の北欧諸国と比べると南に位置していることもあり比較的暖かなほうでです。この時期の平均気温はコペンハーゲンで1℃くらいです。短いながらも春(4~5月)と秋(9~10月)もありますが、気温は日本の冬ぐらい、コペンハーゲンで5~10℃くらいしかありません。短い夏(6~8月)は明るい時間が長くて過ごしやすく日本の初夏ぐらいの気候です。平均気温は15~20℃前後です。
ここ北海道・旭川もヒュッゲという言葉を産んだ国・デンマークと同じく冬の気候はとても厳しいです。
同じ北海道でも札幌のような大都会ではないし地下街も無い。他の地方都市同様に中心街の商業施設が撤退したり暗い話題も多い。
でも今のところ適度に人口はいる(2017年で34万人)ので都会的で便利な生活は出来るけど、孤立を感じてる人もいるかもしれない・・・なので街に暖かなヒュッゲ的な考えが広がればそんなに悲観的に考える必要はないかもしれないですね。
大勢で大きな場所でワイワイやるもの楽しいかもしれませんが、気の知れたごく数人の仲間とゆっくりとした暖かな時間を暖かな場所で過ごす・・・良いと思いませんか?
またデンマークでは家の中で過ごすことを重視するため、椅子を初めとした家具選びに物凄く心を使うそうです。旭川には旭川家具がありデンマーク家具との繋がりがあるのも偶然ではないかもしれません。
旭川でもヒュッゲに共感してコンセプトに取り入れたイベントが出始めてます。
第一段は「カフェオスト(チーズコーヒー)」。
カフェオストは、フィンランドのカイヌ地方で飲まれているコーヒーです。
チーズをコーヒーに入れるとチーズの乳脂肪分がコーヒーに溶け込み、カフェオレのような味わいに。
底に沈んだチーズはコーヒーの味が染み込んで燻製チーズのような味わいに。— ミチヒト (@info_michihito) 2017年12月21日
はい、緑道エリアは既にヒュッゲな雰囲気がある地域と考えています。
緩く長く「心地よい時間・空間」を続けて行けるよう続けていきたいです(^^)— ミチヒト (@info_michihito) 2017年12月21日
ヒュッゲという概念そのものが、1つの大きな光というよりも小さなロウソクの灯りの集まりのような感じがするので、ミチヒトさんの緩く長くってのがイイですね。これからも楽しみです。
そしてクリスマス・イブを翌日に控えた12月23日に旭川の嵐山ビジターセンターでキャンドルイベントが開催されました。
ヒュッゲな街・旭川(勝手に宣言!)のヒュッゲなイベント・北の嵐山キャンドルナイト。ストーブの前で地元の方から昔の旭川の寒さについて伺ったり、外であったかココアを頂きながら月明かりとキャンドルの灯火を眺めるのはまさにヒュッゲ!
Merry Christmas!#hygge #ヒュッゲ #MerryChristmas2017 pic.twitter.com/20DAmrv1Tt— ken2 (@nokotoblog) 2017年12月23日
キャンドル1つ1つに火を灯していきます
子供達もお手伝い ロウソクの炎で赤く照らさてる顔がカワイイです
振る舞われたあったかココアを飲みながらキャンドルの火を眺める
キャンドルの隣の森のブランコで遊ぶ子供達 呆れるほど元気!
キャンドルの灯りは癒やされますねぇ。
キナリノ:“ヒュッゲ”に欠かせない癒しの灯り。デンマーク流「キャンドル」の使い方
と言うわけで、旭川にはヒュッゲに過ごすのにピッタリな要素がある!と思うので宣言します。