いきなりですがパラダイスとは・・・
パラダイス
定番企画。秘宝館や零細経営の遊園地や手作りのレクリエーション・パークなど、集客のなさそうなアミューズメントスポット(B級スポット)を調査し面白く紹介するもので、記念すべき第1回は「淡路島ナゾのパラダイス」(当時の名称は『立川水仙郷』)。番組では、高齢の男性が一人で築き上げたり収集した建造物や物品を無秩序に陳列しているケースが多いが、それらは多くの場合、他者から見たらガラクタか粗大ゴミにしか見えないのに比して本人の思い入れは深く、その視点のギャップがユーモアを誘うといった趣向となっている。「パラダイスを発見しました」という参加者のフリもお約束となっている。
北海道でやってるんでしょうかこの番組。うまく伝わるかわからないですがいわゆるB級スポットのようなものを指してパラダイスと呼びます。
ただ今回行った旭川モンゴル村は結論から言うとパラダイスではありませんでした。
かな〜りB級スポットな香りはするんですが・・・。
- 旭川モンゴル村は旭山動物園から車で10分!
- ゲルの宿泊体験やモンゴルの民族衣装を着て写真撮影もできる!
- あやしい雰囲気は漂うもののトイレは綺麗だし(たぶん)ちゃんとしたアウトドア施設!
旭川モンゴル村キャンプ場へ行ってみた
モンゴルを象徴する居住施設 ゲル
実は先日の旭川移住サロンで名前が挙がっていた旭川モンゴル村。地元の方には知られているようですが、どんなところか知らなかったので行ってみました。
旭山動物園から更に車を10分程走らせ、駐車場に車を停め、見学だけなら無料のその施設に入ってみると・・・
白鵬の樹?愚痴聞き地蔵?パラダイスの予感!?
手前には雑然と置かれた品々、手書きの看板、白鵬の樹はともかく愚痴聞き地蔵というシロモノ・・・ううむとってもあやしい。パラダイスの予感がしてドキドキしました。
そんなワタクシの心を癒やしてくれたのは・・・
ヤギ君がお出迎え「なんだお前、見ない顔だな?」
ポニーちゃんもご挨拶 「い、いらっしゃい・・・(照れ)」
可愛い動物たちがお出むかえ。
「ふれあいファーム」という動物体験施設のようです。動物餌やりや引き馬体験が出来るようですね。因みに彼らがいた区画はかなり広くて、お客さんの相手をしていない時は、彼らは思いっきり遊べそうです。
この施設ではモンゴルの「ゲル」という移動式住居が見たところ6棟あり、ゲル宿泊体験が出来るそう。更にはゲルを組み立てるところからの体験も出来るそうです。すげぇ!
そしてモンゴル民族衣装を着ての写真撮影も出来るそうです。
ゲルの中は高さも充分で広々しており、モンゴル式のベッドが3〜4つあってほぼ1家族分と言ったとでしょうか。薪ストーブも備え付けられており、冬でも雪中キャンプのようなことが出来るそうです。
ただココは旭川。くっそ寒いので気をつけて。
広々としたゲルの中には3〜4つのベッドが有りました
冬に向けてストーブも完備
さてお風呂はどうするかというと、なんと五右衛門風呂が有りました。周りがレンガで覆われたかなり大型で立派なものです。なので水入れて薪でお湯を沸かすのにはかなり時間が掛かりそう・・・なんて思ってたら、すぐ隣にシャワーまで有りました。ちゃんとしています。
(なぜか)ムーミンと五右衛門風呂 (この意味不明なとこがパラダイスっぽい?)
ちゃんとした五右衛門風呂(奥にはシャワーも有りました)
ちょっとパラダイスっぽい足場で組まれた展望台を登ると
遠くの旭川市街を一望できます 少しグラグラ揺れますがちゃんとしています
男子トイレの標識(右)が消えかかっていますが・・・
安心して下さい ウォシュレットですよ
屋根付スペースがあるので雨が降ってもジンギスカンできそうです
白鵬の木は立派なものでした 何故か手前に愚痴聞き地蔵
やたら上手な絵だし色あせてもいないし・・・もうパラダイス感はないかも!?
施設のところどころにパラダイスの香りはするのですが、作りそのものはしっかりしてるし、モンゴルの展示品も秩序はあるし説明もしっかりしてるし、怪しく珍奇なものは(あまり)無いし、トイレはウォシュレットで綺麗だし、なぜか絵も非常に本格的だし(笑)。
というわけでココは辺ぴな場所にはありますが、ファミリーも楽しめる普通のアウトドア施設のようですね♪家族や仲間でワイワイと宿泊体験するのも楽しそうです。
覗くだけなら無料で自由に見学できるので、パラダイス好きの方は旭山動物園にお立ち寄りついでにぜひどうぞ。レンタカーが良いかと思いますが。
ただ今回の訪問では管理人さんには会えませんでした。実際にどのように営業されてるかは確認されてからご利用下さい。
最後にヤギ君がお見送り「また来いよな〜」