こないだお義父さんが旭川のわが家を訪れて一緒にごはんを食べたとき、あまりの食器の少なさに驚かれました。それもそのはず、我が家には2人分の茶碗・汁椀・平皿・ボウル皿・醤油小皿とグラスしかなかったから。

私たち夫婦は上の記事にあるようにクルマに荷物を載せてサクッと移動(引越し)したいと考えていますので、そのために食器は最低限にしています。しかもお気に入りのものだけ。
本記事ではそんなお気に入りの食器をご紹介します!
DURALEX(デュラレックス)のグラス

デュラレックスとは・・・
フランスに工場を持つデュラレックスは世界で初めて強化ガラスの食器を製造したメーカーと云われています。
1960年代には日本に大量に輸入されるようになりました。
コーヒーショップで使われていたウォーターグラスがどんどんデュラレックス製品に替えられていった時期はもう50年も前の話です。
ジゴン、ピカルディはその頃からのデザインです、フレンチデザインの今でも『新しい』に拍手です。
この強化ガラスは衝撃、温度変化に強く、そのうえ割れた破片が普通のガラスの破片に比べて怪我をしにくいのが特徴です。
木村硝子店 HPより引用
まずはデュラレックスのグラス。レストランやカフェで見かけることも多いですね。
我が家では朝のホットコーヒーも、昼のお茶も、夜のビールも全てこのグラスで飲んでます。耐熱ガラスですからね。
何と言ってもとても使いやすい!ゆるくうねりながら上に向かって広がってるので、持ちやすいし飲みやすいし洗いやすい。更にはスタックも出来ちゃいます(流石に4つぐらいが限界ですが)。
強化ガラスで出来てるので手荒に扱っても大丈夫・・・なんですが、1度だけグラスを割ったことがあります。でも強化ガラスなのでブロック状に粉々に割れ、細かく尖った破片にならないので非常に安全ですね♪
ここまで素晴らしくて6個セットでお値段は2,000円しない程度。
デザイン・機能性・安全性・経済性・・・まさに万能グラスと言えます!
割れたので雑貨屋で再度購入したら・・・70年アニバーサリーモデルでした!
arcopal(アルコパル)のお皿

アルコパルとは・・・
1958年フランスで誕生した『アルコパル』は、白いガラス製のお皿という新しく、斬新な素材に強化加工をした、丈夫で割れにくく、電子レンジや食器洗浄機にも対応した機能性を兼ね備えたオパールガラスとともに誕生しました。
割れにくく、丈夫なガラス製の食器は、またたく間に広まり、テーブルに笑顔をもたらすブランドとして親しまれてきました。
ブランド誕生から約60年、3世代に渡り、ご愛用いただいているファミリーも数多くいらっしゃいます。『リュミナルク』ブランドに統合するため、2000年に一度販売中止をしましたが、多くのファンやコレクターに支えられ続け、再販を願うお声をたくさんいただき2016年再び、『アルコパル』が復活しました。
ARC JAPAN HPより引用
まずはアルコパルのお皿(平皿・ボウル皿)。
乳白色の薄手のお皿で、同社の商品には花の絵が描かれてるものもありますが、我が家のはロゴマークや模様がない非常にシンプルなもの。なので和洋中どんな料理にも合いますね。
見た目薄手だけど結構頑丈で、手荒に扱っても今のところ割れたりしません。重すぎないもの良いですね。
なお引用によると、2000年〜2016年までアルコパル名義では売られてなかったそうです。この皿はもともと妻の実家にあったものなので、おそらくは2000年以前のもの。良いものは長持ちしますね〜。
デザインも機能性もとっても気に入っています。
なお調べたらヤマザキ春のパン祭りの白い皿もここのだそう(全部かは不明ですが)。持ってる方はその良さが分かるでしょうか。
アルコパルだと分かるのは薄っすらと刻印された皿裏の部分のみ
HARIO(ハリオ)の急須

ハリオとは・・・
創業当初から一貫して耐熱ガラスの企画・製造・販売をおこなっている、日本で唯一工場を持つ、耐熱ガラスメーカーです。
創業時は、理化学品を製造販売。戦後、耐熱ガラスの特性と理化学品で培ったガラス加工の技術を生かし、コーヒーサイフォンの製作に着手し、家庭用分野に進出。現在では、コーヒー関連器具や、紅茶・日本茶・ハーブティーといったティー関連器具や、電子レンジ用調理器具などのキッチンウェアから、アロマ、ペット用品と、幅広いアイテムを展開しております。
HARIO HP より引用
最後はHARIOのガラス製急須。HARIOはコーヒー関連器具でも有名ですね。
なお私は前職で化学系の研究開発職をしており、毎日ビーカーやフラスコなどを扱ってましたが、そのような理化学機器にHARIO製が多かったのでとても馴染みのあるメーカーです。この急須にも注ぎ口の付近や、ブランド表記のところなどにビーカーっぽさが残ってますね。
機能的には透明の急須なので、茶っぱからの色の出具合が分かるところでしょうか。お茶を自分の好きなタイミングで注ぐことが出来ます。
また茶こしが大きいので茶っぱが広がりやすく動きやすく、美味しいお茶を飲むことが出来ます。我が家では緑茶だけでなく、紅茶やハーブティーもこの急須で淹れちゃってます。
デザインは「ふかみ」という形状で低く安定した形であり、またその丸みからつぶれあんまん(パタリロ)みたいで可愛い佇まいでもあります。
またまたですが、耐熱強化ガラスなので手荒に扱っても大丈夫です。
価格も2,000円しない程度で安価です。しかもこれはアウトレットで買ったので更に安かったと思います。
HARIOの表記が理化学機器っぽいですね
ミニマルなものでシンプルに暮らす
こうやってお気に入りのものを挙げていくと、共通点があることが分かりますね。
・昔から愛されている歴史あるブランド
・余計な装飾がなくシンプルな外観
・多少手荒く扱っても問題ない頑丈さ
・色んな場面で使える多目的さ
・比較的安価な価格
と言ったところでしょうか。
シンプルでミニマルなもので満足するライフスタイルで生きていれば、あれもこれもとモノが増えすぎることもありませんし、心も平穏に保たれるような気がします。
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