台風から変わった温帯低気圧の通過により北海道の秋祭りイベントが軒並み中止となってしまい、家でゴロゴロとネットしてた時に入ってきたこのツイート・・・。
みなとみらい寄ってくれない?と言われた時に『ラッキー✨』と思ったのがAI運行バス🚌に乗りたかったから
帰ったら感想書きますが、左がAI運行バス用のタブ、中央ナビ、ハンドル左がタクベル、右が会社の無線
装備がハンパねぇw pic.twitter.com/DlZ7vIfIMY— karahiro@熱海でICTとキャッシュレスカフェと育児を。 (@karahiro_atmict) 2018年10月7日
関わった企業も素晴らしいし、新しいことを面白がれる@karahiro_atmict さんも素晴らしい!都会では楽しそうなことやってるな〜。
さて交通インフラについてはここ北海道でも重要な問題なはず。そんな訳でまったくの素人目線ですがいろいろ考えてみました。
AI 運行バスってなに?
まずはAI運行バスについて調べてみました。
デマンド(需要)型乗合バスといった形で、デマンドに応じてバスのコースがリアルタイムに変化(AIによる効率化・最適化)される新しい交通インフラのようです。ルートが固定じゃないので、認可されたルートしか走れない路線バスというよりタクシー的な扱いになるのでしょうか。
またユーザの実際の行動が見えるので、運営側は広告やクーポンなどでエリア内の回遊性を上げていくのが目的だそうです。
AIバスの解説では、横浜と同様に福岡で行われた実験やyoutubeの方が直感的に分かりやすかったのでご紹介します。
福岡での実験の説明より引用
刻々とルートが変わっていくので乗ってる方も楽しそうですね。なお自動運転ではなく運転手は人間で、運転操作しながリアルタイムで変化していくルートに対処していかなければならずけっこう大変そうです(笑)。
同様の実験によりユーザの動きやルート最適化のデータが集まり、自動運転とカーシェアも普及した将来、個人の短距離移動においてはミニバンやミニバスなど多人数が乗れる車を利用してこういった運用がされるようになるかもしれません。
そして限りなく効率よく運用されれば車を持つ必要ないですし、荷物多いときや長距離移動であればレンタカーのような形にすればいいでしょう。
もうその時には自家用車という概念は無くなってるか、かなり限定された人のものになってるかもしれませんね。
雪道を自動運転車は走れるか?
さて自動運転といえば、ここ北海道では冬の雪道・氷道での運転が心配されます。ただ調べたところ、問題点は徐々に解決されている模様です。
フィンランド製の自動運転車が雪道を悠然とドライブ|techcrunch
しかし北海道では前が見えなくなるような酷い吹雪のときがたびたびあります。そのような天気の時に自動運転車は動くのか心配ですね・・・でも
吹雪の時は出掛けなきゃ良いんです!
雪国では外出は控えましょうレベルの吹雪の日に出掛けて、地吹雪で視界がゼロになってしまって、多くの車が動けず立ち往生というニュースがひと冬に何回か耳にします。そして悲しいことに命を落としてしまうことも。だって人間でも吹雪の中の運転は非常に困難ですから。
こんな時に自動運転車なら経路上に吹雪くと天気予報が出ているなら、過去に地吹雪被害が出ているところを通るなら、出発を拒否してしまうかもしれません。当然不便にはなりますが命を落とすよりはずっとマシです。
そうであれば通常の範囲の雪道・氷道で走行出来るレベルであればOKとなります。緊急車両はそうは言ってられませんが、一般の自動運転車が吹雪の時に走らなくなれば緊急走行もしやすいかと思います(この時は自動運転ではないかもしれません)。
北海道にはテストコースがいっぱいあるんだから!
交通インフラといえば、現在JR北海道の赤字路線の存続・廃止が問題となっています。しかしJR北海道の体力では赤字路線廃止すれば良いってだけではなさそうなのが頭の痛いところ・・・。
JR北海道全14路線30区間営業損失ランキング。巨額赤字を生み出していた意外な路線名|タビリス
そうは言っても住んでいる方々、特に高齢者でも移動しやすいようなインフラ整備が必要です。それは1日数本しか無い、しかも駅まで行かなきゃいけない既存の鉄道じゃない気がするのですが・・・。
地方都市行政も赤字続きの既存交通インフラの存続を考えてるばかりじゃなく、企業と協力してこういった実証実験どんどんやってほしい!このままじゃ未来がないし面白くない😅 https://t.co/BhRfWpnbwb
— ken2@無職2.0 (@nokotoblog) 2018年10月7日
広い広い北海道には各自動車関連企業のテストコースがありますし、街と協力しながらシステム含めた開発に期待したいです!(ココで自動運転の研究が行われてるかは分かりませんが)
