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バックカントリー を手軽に味わいたい人にピッタリなトマム冬山解放エリア!

 

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バックカントリー 「っぽさ」が味わえるトマム冬山解放エリア!

 

スキーやスノーボードする人でもバックカントリーって敷居が高いイメージありませんか?

通常のスキー・スノーボードに加えて雪上を歩くための用具が必要だし、アバランチギア(雪崩捜索用の道具)も必要。加えて山の知識や雪崩の知識を勉強しなければいけませんし、一緒に行ってくれる仲間も必要です(コレが一番敷居高いか!(笑))。

 

私はスキー・スノーボードが好きで北海道移住しましたが、本格的なバックカントリーには興味はあるもののいまだ二の足を踏んでいる状態です・・・

だって北海道はスキー場内でもじゅうぶん楽しいんだもん!

 

今回はそんな私たちにピッタリな、バックカントリーっぽいことができるトマムの冬山解放エリアを紹介します!

 

トマム冬山解放エリアとは!?

「冬山解放宣言」と称して、整備されたゲレンデ以外でも冬の山を楽しんでもらえるようにと様々なサービスを行っているトマムスキー場(星野リゾート トマム)。

冬山を楽しむ無限の可能性
 それはトマムが追い続けるもの

「ありのままの自然を楽しんでいただきたい」という想いから、星野リゾート トマムは冬山解放宣言を提唱しています。管理されたゲレンデを越え、安全な手法を吟味しながら、極上のパウダーエリアと冬山遊びを創造・発信します。

星野リゾート トマムのホームページより

 

そんなトマムスキー場が上級者限定・本人確認など手続きした人限定・ヘルメットやゴーグルや携帯電話を装備した人限定で、いわゆるコース外の森の中やリフト下なども滑ってもOKとしたエリアが冬山解放エリアです。なお解放エリアとは言ってもスキー場管理敷地内です。

 

トマム冬山解放エリアを滑るのに必要な手続きや、実際に森の中を滑った様子はこちらからご覧ください。

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上記記事ではトマムスキー場のゴンドラ側にある森の中を滑りましたが、本記事では最近になってオープンしたタワー側の解放エリアを紹介します。なお冬山解放エリアの手続きはゴンドラ側でしかできないので、はじめにゴンドラ山麓駅のリゾートセンターに立ち寄って腕章をもらう必要があります!

 

タワー側上部にある冬山解放エリアを紹介します(トマムスキー場HPより引用)

 

タワー側の冬山解放エリアは、現在のタワーエクプレス(クワッドリフト)降り場からさらに上に見える旧コース(なのかな?)。マップをみると足あとが表示されています・・・そう、ここはハイクアップが必要なエリアなのです!

 

マップにある足あと表示・・・つまりはハイクアップ!(歩いて登れ!)

 

ハイクアップとはリフトではなく自分の足で山を登るバックカントリーのスタイル♪

通常はスキーにシール(クライミングスキン)と呼ばれる滑り止めを付けて登ったり、スノーシューを履いたりして登ります。しかしトマムのハイクアップゾーンは、圧雪車で整地されているので(よほどの大雪でない限り)スキー・スノーボードブーツで登れちゃいます!

それじゃバックカントリーじゃないじゃん!って上級者の方は笑うでしょうが(そもそも整地してあるしね(笑))、私たち夫婦はヘタレなのでこの程度でも十分満足!十分ハァハァゼェゼェできるエリアです!

 

さぁ登ってみよう!

冬山解放エリアの手続きをして黄色い腕章をもらったら、ロマンスチェア(連絡リフト)を使ってタワー側へ移動します。

ザ・タワーのふもとまで滑り降りたらタワーエクスプレス(クワッドリフト)に乗って山の上の方まで。リフトを降りると左手すぐに冬山解放エリアのエントリーゲートがあります。

板を背負うか手に持ったらまずは崖のような急斜面をよじ登ります。するとすぐに緩斜面(コース)に出るので山頂目指してハイクアップしましょう!

 

タワーエクスプレスを降りてすぐに現れるゲート

 

バックカントリースノーボードをくくりつけられるバックパックは両手がフリーなので便利!

 

バックカントリーまずは崖をよじ登ります

 

バックカントリーコースにでると圧雪がしてあるので比較的歩きやすいです

 

バックカントリーキツく感じたらジグザグに歩くと登りやすいですよ♪

 

バックカントリー手に持って登る場合はリーシュコード(流れ止め)を腕に巻きつけましょう!

 

錆び錆びのリフト降り場跡のあたりが山頂です

 

山登りのお楽しみ「山カフェ」

錆びたリフト降り場付近がタワーマウンテン山頂(標高970m)です。地図で確認したところ、冬山解放エリアのゲートから500mほどを登ってきたようです。

初心者コースくらいの斜度だったこと、圧雪されていたこと、妻も私もスノーボードブーツだったことから、難易度はそれほど高く感じませんでした。スキーブーツだったらもう少し苦労したかもしれません。でもやはり慣れない山登りは疲れた〜!

 

さぁ山頂に付いたらお茶をしましょう!ひっくり返したスノーボードがテーブル代わり♪

私のバックパックの中に入ってるものは紅茶が入った水筒とコンビニで買ったスイーツのみ。それ以外はスッカラカン!そんな気軽に登れるのもスキー場内だからこそですね。

残念ながら当日は降雪がなくフレッシュパウダーを味わうことはできませんでしたが、視界が良くて綺麗な景色を見ながらのティータイムでした♪

 

静まり返った山の上でティータイム

 

バレンタインデー(?)のチョコケーキ

 

山頂からは普段は見えない北側の山々も見えました!

 

人通りが少ないので動物の足あとも間近に!

 

いよいよ滑ってみよう!

さてお腹を満たしたところで帰りましょう・・・ってこれからが本番!

錆びたリフト前で板を履いて滑り出しますが、このあたりも整地されてるので普通に滑れます。ただ斜度がゆるいので、新雪が降り積もると漕がなければいけないかもです。

 

昔はペアリフトでも掛かってたのでしょうか?

 

ぱふぱふパウダーではありませんでしたがもっちりと柔らかな雪質で、目の前の景色も良くて楽しく滑ることができました!スピード出せばスプレー(雪煙)もあげられました。

 

バックカントリー開けたところに出ました!シュプールは多いですがまだ食い尽くされてません

 

バックカントリー人もおらず気持ちよく滑ることができます!

 

スキー場内なので境界を示すポールが立っています

 

バックカントリー最終的にはグランプリZコースと合流してリゾナーレトマム前にでます

 

まとめ

思った以上に整地されていてビックリでしたが(笑)、それでもハイクアップまでする人は少ないため荒れてない広いゲレンデを大きく使って楽しく滑ることができました!雪が降りたてだったらさらに面白くて何度も滑ったと思います。

 

 

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天気の変化やコンディション変化には十分注意して滑走しましょう!

 

 

ABOUT ME
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埼玉の会社を辞めて妻とともに旭川に移住した40代ヒゲボウズ。 無職で坊主頭ですがやらかした訳ではありません🎶 シンプルライフを実践しながら地方でノンビリとした生き方を模索中!