旭川の4月は桜はまだだし、旭山動物園も休園してて楽しめることがあまりないので妻の実家のある埼玉に帰省してきました。

そんな中、更に私の実家のある岐阜に移動する用事が出来たため、東京−名古屋間をバスで移動することにしました。バスにしたのは値段が安かったのと、人気のあるバス会社 WILLER EXPRESS に乗ってみたかったから。
今昔の夜行バス
昔の夜行バス・高速バスは観光バスをそのまま使ってて、狭かったり寝にくかっったりしたものです。20年以上前に旅行で函館→札幌間の夜行バスに乗った時はバス車内も狭く、一般道メインだったこともありひたすら苦痛で・・・
もぅ二度と乗らねぇ!
と思ったのですが、聞けば今はかなりバスは快適な模様。中にはスペシャルなバスもあるみたいですが、東名間の5〜6時間の旅なので値段重視・4列シート車の移動としました。因みに東名間の各交通機関はこんな感じです。
東京−名古屋間の各交通機関の料金・時間(4月中旬/通常期)
新幹線のぞみ:11,000円・1時間40分
ぷらっとこだま:8,300円・2時間40分
高速バス:1,500〜8,000(スペシャルシート)・5〜7時間
なんと高速バスは日にちや機材によっては2,000円を切るものもあります!
今回乗ったのは東京→名古屋が日曜夜発の夜行便で4,900円、名古屋→東京が平日午後発の昼行便で3,700円でした。日曜夜発のは都内やディズニーランドで遊んだ客が名古屋に帰るのに使うのか、便数も多いし値段もやや高めですね。
往路の夜行便4列シート車のインプレッション
今回利用したのは日曜深夜の西国分寺駅23:00発→(大崎駅)→名古屋駅6:00着のルート。西国発なのは近くの友達の家で遊んだからですが、これがまた出発のバス停が辺鄙な場所にあったので、探すのと出発まで時間潰すのに苦労しました(笑)。24時過ぎ発になっちゃいますがバスタ新宿発のほうが良かったかもしれません。
バス停周辺はコインパーキングと閉店したドラッグストアぐらいしかありません
カメラの露出上げて明るく見えますが実際はもっと真っ暗 通行人も殆どなし
出発10分前には8人ほどの列が出来てました よかった人がいた!
出発5分前にバスが到着してほっと一息♪ いざ乗り込みます
Willerといえばこのカノピー
窓側/通路側が分かりやすいドリンクホルダー
これが良かった! フットレスト!! (靴を脱いでね)
11時定刻にバスは発車。夜行バスということで、前後左右全てのカーテンが閉められ何処を走ってるかが全く分からず、宇宙兄弟でJAXA試験場まで行くシーンを思い出させます。ただ窓側の席はカーテンのボタンを外せばちょこっと外が覗けましたw
途中の大崎駅でお客を拾ったところで車内はほぼ満席に。女性も多く3〜4割ほどはいたでしょうか。ざっと見たところ男女で相席になってる所はありませんでした。
シートは通常の観光バスよりも前後に余裕があるように感じました。靴を脱いでフットレストに足を置けば、私の約170cmの身長では窮屈さは感じません。隣の男性は180cm以上ある体格の良い方だったので流石に窮屈そうでしたが。それでもシートの肘掛け(と言うより仕切り)が高くて隣の席まで影響することはなく、なかなか良いシートですね。
さて大崎を出発したところで東名高速が通行止めの情報が入り、大崎から八王子まで戻って圏央道経由で名古屋を目指すとのこと。随分遠回りになるなぁと思いましたが、途中ほぼ寝てたし外も見えないので言われなきゃ気付かなかったかもしれませんw
7時間の工程中に3回のパーキングエリア休憩がありました
ピンクのWillerバスはとにかく目立ちます
パーキングエリア休憩以外はほぼ寝てましたw なのであっという間に名古屋着♪
朝からやってる銭湯で汗を流しました 同じような行動の旅行客で賑わってましたね
東名高速の通行止めのため八王子まで迂回しましたがほぼ定刻通りの6時10分に名古屋に到着。快適過ぎてPA休憩以外ほぼ寝てました。
まぁ難点をあげれば、4列シートなので窓側席の人がPA休憩で外に出る時に非常に出にくいといったところでしょうか。前席の人がシートを倒してることも多いので。距離が伸びれば休憩も増えるのでストレスになるかもしれませんが、東名間程度なら我慢できるかな。あとは体格いい人はさすがに狭いかも。
しかし新東名高速を走ったこともあって非常に快適でした。自分も走ったことありますが新東名は道は広いし、アップダウンも少ないし、運転しててもめっちゃ快適です。

久々の名古屋の地下 新しくゲートウォークも出来て地下迷宮感が増してました
岐阜で用事を済ませた後は名古屋に戻って名古屋めし 味噌カツに味噌掛けすぎィ
復路は昼行便4列シート車
岐阜での予定を済まして、久しぶりの名古屋を楽しんだあと利用したのは火曜の名古屋駅14:50発→バスタ新宿20:20着のルート。途中停車駅はありません。
往路の名古屋行きは満席だったのですが、復路の新宿行きは平日昼間ということもあってガラガラ。2つのシートに一人ずつ座るかたちなので、PA休憩でも乗り降りしやすいです。
バスの装備で良かった!と思ったのは復路バスに付いてたコンセントと、シートに付いてるカノピー。カノピーは寝顔を見られないように付いてるのですが、遮光性もまずまずあるため昼に寝るとき眩しくないのが良いですね。お陰で昼ながらよく寝れましたよ。
起きてるときも新東名で揺れも少ないため、スマホやkindle読んでても気分悪くなるような事はなかったです。
名古屋からは新幹線ホームからも見えるビックカメラ名駅西店の前から出発します
昼行便なのでカーテンが開いてて開放的な車内
電源があったり微妙に往路のバスとは仕様が違う模様
名古屋駅からは直ぐに都市高速に乗ります 信号もなく快適快適♪
新東名は山の中をまっすぐ貫いてます
往路と同じく3回のPA休憩を挟んで予定より早い20時に新宿着
高速バスは結構使える!
これまで東京名古屋間の移動は新幹線を使ってました。新幹線なら2時間掛からずに行けますからね。でも値段は1万円。これがバスだと3倍の時間が掛かりますが昼行便の4列シートなら値段は1/3。急いでなければこちらで十分かも。
もちろん安全性で新幹線を選ぶこともあるでしょうし、同じバスでも業者によって値段はピンキリなので比較サイトで評判見て決めるのも良いでしょうね。